それぞれ各巻絵本は、始まりから3見開き分(P1〜P6まで)を立ち読みできます。
「第15巻」天のかいだん〜ヤコブものがたり〜(旧約聖書)
イサクは、リベカと結婚したとき四十歳であった。……妻リベカは身ごもった。……月が満ちて出産の時が来ると、胎内にはまさしく双子がいた。先に出てきた子は赤くて、全身が毛皮の衣のようであったので、エサウと名付けた。その後で弟が出てきたが、その手がエサウのかかと(アケブ)をつかんでいたので、ヤコブと名付けた。……二人の子供は成長して、エサウは巧みな狩人で野の人となったが、ヤコブは穏やかな人で天幕の周りで働くのを常とした。イサクはエサウを愛した。狩りの獲物が好物だったからである。しかし、リベカはヤコブを愛した。
(創世記25章20、21、24〜28節)
※巻末の見開きで各絵本とも、絵本全体を聖書箇所とともに俯瞰できます。
この絵本シリーズが、聖書のことばを基本に構成されていることを実感できますので、子どもたちが大きくなり、絵本から受けたイメージによって、実際に聖書を手にする機会になることを願っています。